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二日目。
朝、奥さんの手料理の朝食を頂く。
出身である四国の砥部焼きの器が食卓によく似合う。
料理も非常に美味しかったです。
なんか高級な和風旅館で朝食を食べているような錯覚があったもんね。
とにかくも、いきなり大挙してムサい中年おじさんが押しかけて飲んで騒いで好き勝手し放題で、、ボヤッキーさん夫婦には大変お世話かけました。
この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。(今頃か!と罵倒されそうであるけど・・・)
放っておくと、この町内会の連中はお寺訪問を定例化しょうとするので、くれぐれも”こっそり”とまた誘ってください。

お寺を8時半に出発する。
さて、二日目の行動はどうするのか。
まず向かった先はボヤッキーさんお薦めの以下の場所。
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あっ、画面が横のままだ!めんどくさいのでこのままいきます。
仕方ないのでもう1枚。
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ボヤッキー寺近くの「吉右衛門窯」

”刻染付”(ほりそめつけ)なる手法で独特の繊細な模様の焼き物。
素焼きの段階で細い線の彫り物をして、その掘ったところに呉須などの顔料を入れて焼くというての込んだ焼き物。
なんか文様から中東的な雰囲気を感じるのは時分だけか。
考えたらこの周辺は「上野焼」の本場であり、高取焼や小石原焼にも近いんだけど、ちょっと一線引いた感じの焼き物である。
主人といっしょに歓談し、作業工程まで見せてもらう。
いやー、この”刻染付”なる手法、相当に手間暇がかかってて相応の値段も当然と納得致しました。
いちおうワタシは「ぐいのみ」を購入。(残念、これにはウリの”刻染付”は入ってないという・・・)

その後、近くの温泉場で温泉に入ろうと思っていたけれども、なんかどんどんクルマが入っていき凄く混雑していたので却下となる。福岡市内から非常に近い温泉場なんで混雑するみたい。
代わりに、なんせここ筑豊は小説「青春の門」の舞台であり、炭坑の町で有名だったってことで、炭坑といえば”ぼた山”であり、んじゃ”ぼた山”を見に行こうとクルマを走らす。
ぼた山、ぼた山と地図にあったそれらしい地域を走ってみているものの、いっこうにそれらしい”黒い山”が見つからない。
何でだ?と考えたら、横から見える何もない”緑に覆われた小高い丘”がどうも”ぼた山”らしい。
そう、、ぼた山といえどもこの数十年間の時間の経過でがいつのまにかフツウの緑の山と変えてしまったということらしい。というか、ぼた山ってたぶん資源として使えないような質の悪い石炭とか、採掘に伴って発生する捨て石、捨て土砂の集まりが山になったものであろうから、半分以上はフツウの土砂に近いのであろう。
そりゃ草も生えるりわなあ。
ちょっと落胆しつつ次の本来の目的地を目指す。

その前にちょっと早いが腹ごしらえ。
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ぼけぼけのラーメンの写真。味は、あっさりしてそこそこ美味しかったです。

で、目的地。
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ジャズ喫茶「スロウ タイム」
ここは九州でも有数のジャズ・オーディオの店。
メインは
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アルテックの515の817もどきの店主による自作箱のダブルウーファー、上につり下げられた平面バッフルはJBL。ホーンは北部九州で有名なTさん特注のホーンにJBLのドライバー(たしか2440だっけ?)、ネットワークはまたまたNさん特製の巨大オイルコンのネットワーク。アンプもTさん特製の845などの三極管アンプが数台。入力系はマイクロやトーレンスのアナログにSPU。CDはスチューダーA730等。

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まあ、まさに”超弩級”といえるシステム構成である。
じゃ「音」は?と期待するも、肝腎の店主が趣味の自転車で遠出にでており、あと1時間は帰ってこないという。
それまでコーヒー啜りながら時間をつぶす。
待たされるのはフツウ嫌なモノであるが、この店にはジャズやMJ等のオーディオ系の雑誌のバックナンバーが非常に充実しており、そんなに飽きることはなかった。たまたま見た「ジャズ批評」にBOSEさんの対談をみつけたりで新たな発見もあったもんね。
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やっと店主が帰ってきてメインシステムの音が聴ける。
出てきた音、さすがにアンプがまったく暖まってないので最初はちょっとぼけたような音であった。
そのうち段々と本領を発揮する。
音が全体に柔らかい!
柔らかいからといって迫力が無いとかいうことではなく、特注ホーンのせいか、ビシっとしたシンバルの音もするし、音に十分な厚みもある。
なんというか、嫌な音を出さないというか、「音」が全体に気持ちイイのである。
515の2発ってことで中低域が非常に豊かで、言うなら包まれるような低音なんですなあ、これが。
で、こんなに気持ちイイと自然に”眠たくなる”というか、だんだん気持ちよくなって意識が遠のき、半分眠っているような状況、意図せず首部が何度もたれるようになり、これじゃ勿体ないと、後の二人、大番頭さんとO塚さんを振り返って見ても、やはり同じ状況で二人とも目がとろんとしていましたもんね。
眠気を覚ます意味で、主人としばし歓談。
なんでも自宅にはこれとまったく逆のようなシステム、ドライバーが288でウーファーがJBLのようなシステムで聴かれているそうだ。本業が建築業を経営されているので、道楽でこの店をやっているらしい。自作箱も注文があれば作って売ったりするそうだ。

ジャズ喫茶って、昔はやはり自宅では持てないような機器や部屋で大音量で鳴らしている、ってことで、ジャズのみならずオーディオ的にも”憧れ”みたいなものがあったと思う。
そのうち歳をとり経済的に豊かになり、自宅のシステムや仲間のシステムが全体的にレベルアップして行く中で、良くも悪くもオーディオ的キャリアが増していき、昔なら驚いたけれども今はそんなに驚かない状況というか、むしろ逆にそのシステムのアラが見えたりして、昔それなりに感動した店が今は”なんだかなあ”と思うことも最近多かったのでありますが、この「スロウ タイム」の音は間違い無く一聴に値すると思います。
まあジャズ喫茶に対するそういう最近のネガなイメージに関わるテーマは、この後に予定いたします「不良中年ジャズ喫茶を巡る旅・・・東北編」で大々的に開陳したいと考えておりますので、あまり期待せずにお待ち下さい。
                                                   以上
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ebaponブログによく出てくる登場人物、ボヤッキーn川氏とはどういう人物なんだろう。
漠然とした興味があった。
なぜなのか?
ボヤッキーといえばドロンジョの子分。
学生時分のときに見ていたあのシリーズで、必ずあった最後の爆発シーンでのボロボロのドロンジョの姿!
あの姿を見たら子供ながらも誰しもほのかなエロスを感じたのではないだろうか?
(同じようなことでいうと大左右衛門シリーズのキクちゃんとか、不思議なメルモちゃんの青いキャンデイ食べた方とか。あーそういえば「そ」娘はたまにメルモちゃんの歌を唄っているんだけど、どこで知ったのか?)
自分としては、ボヤッキーのそばにもしかしたらドロンジョがいるかもしれない、的な、なんかパブロフの犬みたいな反応?と、夜は炭火バーベキューと新潟の酒が飲めるぞ、との一番弱いところを突くpon氏の誘いを断れるはずもなく、そのかわりクルマを出せとの条件もすぐに呑んでいた。
不思議なもので、肉が食えるぞ、酒が飲めるぞ、アシはあるぞ、との情報は瞬く間に町内会メンバーに回覧され、オレも、オレもといつの間にか参加者が増えていく。
ボヤッキーさんの寺のプロジェクター設置が本来の目的なので、hanamusi氏とpon氏、運転手のワタシだけでメンツ的には本来なら十分のはずなのであるが、やはりボヤッキーの側にドロンジョを感じたのか、結局、非双子さん、O塚さん、大番頭さんまで参加することになった。
行き先はまさに「青春の門」の舞台の隣の町、筑豊は田川!
どうせこのメンバーで行くのなら、オーディオかジャズのネタを絡ませるぞということになり、最初に行ったのが以下の場所。
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パラゴンを置いてあるジャズ喫茶「古処」!
磨かれてつや光りするパラゴン。それにしても今年はよくもまあパラゴンと縁があるもんである。
おまけにアンプはマッキンC32でマッキンのパワー(2500)で、なんかどっかで見たような構成である。
そういえば去年はヴァイタボックスと何度も縁があったし、来年はどうなるんだろう?
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      あっ、ボケボケの写真だ!  ガラード401にSME3012のアナログ。
音はどうか?
音は”こなれた音”で、思ったよりも朗々とした低音が出ていた。ただこのときレコードをかけてくれていたのであるが、明らかにカートリッジはへばっていたようだ。(たぶんデノン?)
まあでも、老夫婦がたんたんとレコードを中心にやっているジャズ喫茶。
なかなか落ち着きます。

この後、ボヤッキー寺。
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さんざん曲がりくねった山道を抜けて、夕方に到着する。
出迎えてくれたボヤッキー氏。
ボヤッキー氏とは初めてお会いいたしましたが、温厚で”冗談をよく理解してくれそう”な、なかなかの好人物であった。(まあ、pon氏とつきあうんだから、冗談を解さないとやっていけんわなー!)
寺の中をドロンジョはいないかと見渡すが、さすがにいない。
そのかわりスレンダー美人のボヤッキー氏の奥様が元気のいい声で挨拶してくれた。
それにしてもこの奥さん、いつもニコニコ笑っていて元気が良くて、頭も低くて気配りも利いていて、町内会メンバー内にあとで隠れファンが出来たくらいの素晴らしい女性でした。

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タオックのスピーカーをアキュのアンプで鳴らす。
(いつも聴いているのにくらべ)精緻な音。
置いてある部屋が広くて天井も高いので、追い込んだら相当いい音になりそう。
ボヤッキー氏は謙遜するも、けっこういいモノが置いてあるオーディオ装置。
御尊父の形見だそうだ。
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この後、庭でバーベキュー。
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肉がおいしい!たぶん生肉か。酒もおいしい。宮城あたりの東北の酒。この後ワインも飲む。
深夜まで語らい、(おっと、プロジェクターの設置は仕事人hanamusi氏が遅れて合流して、しっかり打ち合わせは終わりました。)気分よく飲み、いつのまにか眠ってしまっていました。
                                                     以上
溜まったネタをはき出す。

9月の某日 もう1ヶ月も前のネタ。

巨大「棺桶」を運ぶ。
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2メートル10数センチで、ウンこれなら馬場クラスでもなんとか・・・・なんて、ああーあ、一体どうするんでしょ、坊さんは。

事後は当然にお疲れでしたの飲み会。(これが狙いというヒトもいるくらいで・・・)

今回はどんな趣向があるのか。
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最近、マンガの「もやしもん」の最新巻を読んだせいか、ベルギービールを無性に飲んでみたい思いに駆られていたたんだが、どうも坊さんもそういう心持ちだったらしい。
ベルギービールのヒューガルデン・グランクリュと毎度のギネス、エビスとの比較試飲てな具合。
真ん中はビールを蒸留したらできるもっと濃いものでございw。

ヒューガルデンはコクがありながらスキッとした美味しさがありました。

えーと、そういえば自宅用に買って飲んだのが
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ヴェデット・エクストラホワイトで白ビールです。
あまり苦みのしない、すっきり爽やかビールでした。

 ワインに飽きたらベルギービールってのもありかも。                                                                          以上
これももはや古いネタになる。

O塚社長が、「wooさんところや音○舎の音聴いて、自宅のシステムの音、まったく聴く気が起きない!どうしてくれる。」と宣うので、O塚邸に修理保全されたマランツ7持っていって試聴することに。

と、その前に腹ごしらえ。
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「○力」のラーメン。
はっきり言って”濃すぎ”
替え玉したら薄くなるかと思ったら、それでも濃い。
スープが”獣臭”がして個人的にはちょっと勘弁して欲しい。
黒木メイサ風の店員には悪いけど、血なまぐさいんだよね。
食べた後、ひさしぶりにちょっと後悔してしまった。

で、O塚邸。
まずサブの4333のシステム。
あいかわらず鳴りっぷりがいい。
ユニゾンの845恐るべし!といったところ。
O塚さんによると、最近はこちらのほうが弾むような音がでてくるのでよく聴いているらしい。
まあフツウのヒトならこのレベルの音だと十分メインに匹敵するでしょ。


この後、件のメインシステム。
まず「素」の状態で聴く。

いやー、相変わらず迫力ある再生。
いったいこれのどこが不満なの? なんと贅沢な!
と、一般的には思うだろうw。

2440とゴトウユニット、ダブルウーファーのマルチ、使ってるアンプはカウンターポイントの5000とSA4に特注845にアキュ。
入り口はSPUマイスターシルバーに309,プレーヤはマイクロの8000番。
こんないわゆる憧れのシステムの構成で、一体どこに手を入れる必要があるかいな。
何が不満なんだろう?

と言いつつ、ただ、まあ、「音○舎」の音に較べたら、中低域の一体感というか、スピーカーか完全にら音が離れてセンターからドバッと勢いよく押し寄せてくる感じは確かに希薄ではある。
一番わかりやすく言うと、多分アルコベースの胴鳴きのような表現はO塚システムではなかなか出にくいのでは、とは思う。

ただそれはスピーカーの性格上、仕方の無いことではないか、と個人的には考えている。

何度か書いていることだけど、JBLは腹に響くような30から40ヘルツの重低音は比較的出しやすい。JBLには基本的に、可聴帯域の20ヘルツまで伸ばそうとするワイドレンジの設計思想が根底にあるように思う。モニター等のプロ使用が前提だし。
ただ下まで伸びている分、一番おいしい40から60くらいがどうしても薄くなってしまい、弾むような低音は非常に出にくいようだ。(初期の130系は例外)コーン紙も重いし。
反対にアルテック。
多分、最も強力な515でも下は50ヘルツくらいまでしか出てこない。今のワイドレンジの時代にあっては明らかに重低音は不足している。スタジオのモニターで使われることなんか今となっては絶対にないと断言できる。
ただ、下まで伸びていないけど、弾むような風みたいな生き生きとした”軽い低音”がわりあい簡単に出てくる。音楽表現がすごく上手いのだ。
ああ、ちなみにJBLのD130とアルテック515は確かランシングの設計だったはず。アルテックはランシングの時代に留まり、JBLはランシングから出発して、よりワイドレンジに指向した?という構図。

で、タンノイ。
タンノイは不思議なことにJBLとアルテックの中間の、一番おいしいところのいいとこ取りの低音が出る。
PON氏にいつも言うんだけど、今JBL4344とアルテックを使っているが、場所も取るのでスピーカーを1セットだけにしろと言われたら間違いなくカンタベリー15になるということ。決してJBLの9800なんかにはならない。(まあそれ以前に経済的な問題の方が明らかに大きいが・・・苦笑)
一応これらの説は、JBL4344とアルテックを実際に所有しているということでわかったことの結論である。オーディオの常識でもあるみたいだけど。

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本題に戻る。
O塚さんチのシステムはマルチなんで、今更プリを交換ってのもかなりメンドイことなんで、とりあえずフォノイコとしてマランツを聴いてみる。
んん・・・、明らかにレンジが狭くなる。決して良くなったとは言えない状況。
ちょっとこんなはずでは的な状況ではあったけど、よくよく考えたらO塚さん宅は普段はソウルノートの50マンの最新のフォノイコとロクサンのフォノイコで、もう相当にレベルが高いものを使っているじゃないか。ここのワイドレンジのシステムには明らかにソウルノートとかの最新フォノイコのほうが合っているようだ。
これじゃ面白くないだろうということで、試聴をMCトランスに切り替える。
試聴はソウルノートのMC入力(すなわち内蔵ヘッドアンプ)とカンノのタイプL、オルトフォンの最新モノラルMCトランスST-M25、私が持ち込んだオルトフォンのNO41とNO384。
簡単に感想を書く。

ソウルノート  
ワイドレンジ、情報量が多くて華やかなで元気のいい音。個人的にはちょっとブライトネスが強すぎて陰影表現は苦手なのではと漠然と思った。メインにふさわしい。

カンノ
トランスとしてはワイドレンジで品位が高い。上品。冷静な音。パンチには欠ける。個人的にはクラシック向けと見ているが、いつか手に入れたいと思っている。

オルトフォンNO41
レンジが極端に狭い。言うなら下品な音。でも迫力と熱気がある。一種のフィルターみたいにワイドレンジなO塚メインシステムが中低音がドカンとくるようなガッツ溢れる感じの音になる。ちょっと危うさというか危ない音である。ジャズ向きでもある。O塚さん相当に気に入る。(2個持ってるKさん、分けてっていってるよ!大番頭さんも狙っているみたいだけど・・・w)

ST-M25
モノラルMCなのでCA25Dで試聴。けっこうしレンジも広くその割りに中低音もしっかりしており陰影表現も上手くて、土台のしっかりした中庸の音という感じ。今回一番実力の高さに感心した。やはりこれは絶対手に入れておくべきみたいだ。

オルトフォンNO384
モノラル専用と昇圧比が低いので音がちょっと小さくなった。音がちいさくなるとどうしても実力が発揮されない感じで、個人的にはもっとエージングしないと本来の音にはまだ達していないだろうと感じた。バランス的にはまあまあというところ。

といような試聴に終わり、O塚さん所有の機器の圧倒的な優秀さが際だった試聴となった。
これで O塚さんも自信を持ってメインシステムを聴くことが出来るだろう。
反対に私は・・・・。ウーン、ちょっと考えさせられた
簡単に言うと、マルチシステムとネットワークでのスピーカーでの鳴らし方はかなり構築の仕方が異なっているということ。マルチだとワイドにもナローにも簡単に変えられる奥深さがあるっていうこと。

どっちにしてもO塚邸のシステムはまだセッティングで大化けの可能性がありそう。
全体を3、40センチほど高くしてウーファーの位置を耳の高さにするとか、袴をはずすとか、4550みたいにホーンの位置にミッドを入れるとか・・・。

とにかく、このネタで今後も労働の後に接待をうけるような局面も多々ありそうですなあ。

ゲッ、我ながら長え文章!
                                                      以上
最近、妙にネタが多くて、困る。
ネタが多いことは喜ばしいことで、困る以前にすぐに書けばいいじゃないか、といわれそうだけど、文章を作ることって、もの凄くめんど臭いことなんだよね。
元々ナマケモノなくせに、なぜか最近妙に長文になってしまっているし。

ネタってのもあまりに多すぎても山積みされた原稿みたいで書く気が失せるし、少なすぎても無い知恵を絞って趣向をこらさないとといけなくなって困るし、なんだかなあと思う。

とにかくも9月の出来事のネタがまだ散々残っているので取り急ぎ消化してしまおうじゃないか。
なんたって10月は大行事が控えているし・・・。

今回は、最近どうもオーディオネタばかり続いたので、ちょっと気休めに温泉ネタを書いてみる。

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9月の某日、天気が良かったので高原をドライブ。
この高原ドライブってのは、「そ」娘の要望。
奴は、8月の終わりより免許取得のため、わざわざ讃岐くんだりまで合宿に行っていた。(別にうどんが特別に好きというわけではない。ウン)
約二週間ぶりに帰ってきて、「オマエ、とりあえずどこに行きたい?」と聞いたら、一言「高原!」と言ったので、とりあえず慰労の意味でドライブに連れて行った。
こういう”高原”とか”田園風景”とか、単純に”海”ってのはやはり原風景として自然に求めてしまうものなんだ、とつくづく思う。
彼岸花の時期に彼岸花みたり、紅葉の時期に紅葉見に行ったり、日本人はやはりなにがしかの季節感を身体をその環境に投げ出すことで確認しているんだ、と思う。
昔はただ単に「キレイなものを見るのが好き」なだけ(若いおネエちゃんじゃないよ!)なんだ、と解釈していたが、かならずしもキレイなものだけじゃなくて、朽ち果てていくモノなんかも(廃墟や古い街並み)なんかも好きであることがわかって来て、現場でしか感じ取れない空気に身を置きたいんだと分かってきた。
おっと、文章長すぎ、危ない、危ない。
で、温泉!
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川底温泉近くの「せせらぎの湯」だっけ。
お湯はクセがなく淡泊。ちょっと薄い感じ。でもさっぱりしている。
確か400円。家族風呂も多い。(写真は男風呂)
ちなみに休日にもかかわらず、ほとんど貸し切り状態であった。
このあたりは温泉が多いのでまた来たい。
woo邸を朝8時に出発し、いつものごとく近くの温泉に入り、さっぱりとしたところで帰路につく。
絶好の天気。この日は特別に空気が澄んでいる。
稲刈り前の田園地帯や高原を抜けて、捜すはコンビニ。
隊長と非双子さんの燃料が必要?となる。
彼らはエビスじゃないと満足しない。
やっと見つけたコンビニでなんとか手に入れ、運転手に気遣うこともなく、ぐびぐびと飲む。
そりゃ昼間っからこんな天気のいい日にいい景色見ながら飲んだら美味しいでしょうよ!

帰りはいつもとちょっと違う道を!とのことで高原地帯の山道を抜ける。
川端康成の小説の名前が由来の酒蔵の前を通り、そういえばこのあたりは例の酒屋があるはず、と黄色い建物を見つける。
入り口あたりに発泡酒や焼酎を積み上げ、一見ふつうの酒屋である。
ところが奥に行くと、あまり多くはなかったが、ふつうの田舎の酒屋には絶対あるはずがない”変わった酒”ばかりが置いてあった。
”変わった酒”すなわち”モルトウイスキー”である。
実はこの店、こんな田舎にありながら、県内の主だったバーの”モルトウイスキー”の卸元の酒屋である。
バーテンダー協会の飲み会でこの店の店主の名刺を頂き、いつかみんなで訪問してみようと画策していた店であった。
卸元らしく、値付けは比較的リーズナブルな値段に設定してあるようだ。
早速、非双子さんが獲物を見つける。
一個しか残っていない限定モルト。
これは買うべきか?買わないべきか?悩む非双子さん。
こういう時には”背中を押すように”そっと非双子に囁く。
「とりあえず買っておいて、後悔したらそのままPON氏に売ればいいんじゃ・・・。あいつなら買うだろ・・。」
この一言で直ぐに購入を決意する非双子さん。

やったー!これでなんとか”おこぼれ”が飲めるぞ!
「ICHIRO’S MALT」
今、巷で評判の国産モルト。
飲んだ感想はいづれまたw

その後また帰路につきつつ、今度はO塚さんが、「そういえばこの先に○橋クンの家がある・・、寄ってみる?」
どうせ行き当たりばったりの帰路である。
とりあえず家の前にクルマを止め、「家でじっとしているタイプじゃないし、忙しい奴だから多分いないだろう。ダメモトで・・・」なんて調子で玄関でO塚が声かけたら、なんと本人が出てきた!
数々のバイク、マニア垂涎の名車ビモータに単コロのSRが2台、SRは500(400じゃない)、ヴェスパ等々、を置いてある倉庫の上が○橋クンの部屋。
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天井は低いけど、なかなかの広さの部屋。
熱烈な”スガーノ信者”である彼は、メインスピーカーもマッキントッシュ、JBL4320+トロバドゥール(どっちのSPがメインなんだろ?)である。
ここで一般人は知らないであろう”スガーノ”について説明すべきか。
”スガーノ”とは、業界の”小林秀雄”にして”白州次郎”のような存在。(そういえば、この二人って、生まれ年が同じで親戚関係なんだよなー。亡くなった時期も近いし、ある種共通のカッコよさ があると思う。)
要するにスガーノこと菅野沖彦は、オーディオの評論家にして今や業界の最大の重鎮である。
元々は優秀な録音技師であり、彼の録音であるオーディオラボ盤は数枚もっているが、中低音重視の”粋”で気っぷのいい傾向の音である。
実際、何度か会ったことのあるhanamusi氏によると、酔うと江戸っ子的な気っぷの良さがあってなかなかに魅力的な人物らしい。
いつぞや会った悪魔博士みたいな独特な風貌のアサヌーマ(実際その時に黒いマントみたいなものを着ていた。でも会った翌年に彼は冥界に戻ってしまった。)とはまったく違うようだ。
あ、スガーノ氏が白州次郎と共通なのは、同じようにダンディーな白髪のポルシェ乗りつながりってことで、そういえばポルシェといえば○橋クンも・・・。

で、○橋クンのシステムの音。
この日聴いたのはJBL+トロバドゥールがメイン。
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中央の”キノコ”が”トロバドゥール”

アンプや入力系は以下。
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マッキンのプリ+パワーにCDはフィリップのスゥイングアーマー+D1、トーレンスに309、SPU等、基本はすべて押さえたシステム。
前日にwooさんとこや音○舎の音を聴いているので、大概なものには驚かないつもりであったが、いやーなかなかどうして、女性ヴォーカルあたりはかなり「いけてる」音でありました。
やはり”トロバドゥール”の存在は相当に大きいみたい。
ニュアンスの表現が凄く上手い音であった。
あと、思った以上に低音も出ている。
まあ”スガーノ”さんを細かくリスぺクトすることで、ここまでの音まで持っていった○橋クンには頭が下がりました。
一つだけ注文を言うと、スピーカーのセッティングはもう少し追い込めるのでは?と思いました。
もっと良くなる可能性を感じる音でした。

以上で終わりです。
ということで、「音○舎」!
あいにくこの日は店主の吉○さんが隣県でデモをするということで、訪問できる時間は夜7時過ぎになる。
しょうがないのでその前に腹ごしらえしようとラーメン食べに行く。行ったのは前回吉○さんと行った自家製麺の「らーめん好々亭」。
あえて前回のレポートで使った写真を上げる。
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えっと、この時はもつ煮込みラーメン定食だったような・・・おいしかったです。
wooさんも「スープはともかく、この麺は好きだ」とおっしゃっていました。
ラーメン通の非双子さんも「有名店でもなし、めちゃ美味しいというわけではないけど、近くにあったらなんとなく通いたくなる安心して食べられる普段用の定食ラーメン屋だ。」と言っておりました。O塚隊長は、元々おいしい、まずいの感情表現はあまりださず、おいしかったら黙々と食べる、不味かったらぼそっと「もう行かん」というタイプ。ある意味一番シビア。また来たってことは・・・。

7時過ぎに「音○舎」に行ったら、ちょうど吉○さんがもどったところ。
さっそく修理したマランツ7をプリにして試聴する。
と、その前に「音○舎」の紹介をしておくと、面倒なので前回書いたレポートをそのまま上げておく。

   2009年5月24日 woo邸襲撃・・・・・・
>メインSPはあいかわらずカンタベリー15!プリは当然マランツ7。(まーこの店はマランツ7と S A 4の店でもあるし・・・)
とりあえずなんかかけよう、と最初はCD。
いきなり大音量!はずむような中低音!
そうそう、これがこの店の音!
吉○さんのポリシーは機器の音を最大限出してみる、特に低音をメインに最大限出していこう
というような考えの音。
で、高音のスピードに合うような反応の速い低音が好きだからメインのアンプはどうしても
真空 管OTLの大出力アンプとなり、真空管大出力アンプは素性のいいプリを使わないと荒さ も増幅してしまうということで拘ってのマランツ7、音楽表現の巧さみたいなところでもどうしてもマランツ7になるということらしい。
この辺のところはフツウのショップは客に合わせて売り物を用意するというスタイルだけど、彼の場合は、自分はこういう方向だからこういう音だから気に入ったら来い!みたいな、ちょっと変わったというか、個性的なショップである。
この時鳴った音っていうのがけっこう完成度が高い音だったのだけれど、ケーブル見ると、SPケーブルはメーター400円のどこでも売っている汎用のSPケーブル、プリーパワー間なんか10メートルもあるのフツウの赤白RCAケーブル(よくミニコンやビデオなんかに着いてるようなアレ)だし、アナログのカートリッジなんか1マン2千円のMM針だもんね。
でも、これたぶんすべて計算づくである。
この辺がこのヒトらしいというか、こんな安物のケーブルでも自分が繋いでちょっとセッティングすればこういう魅力的な完成度の高い音は出る、という一種「吉田マジック」ともいうべき技術と自信の現れ?みたいなものかと。実際「マジック」だし。
一歩間違えたら「あざとい」ともいわれかねないパフォーマンスなんだけど、確かに説得力はある。
一方で客の反応をずっと注視して見ていて、客の表情で客の力量を推し量るみたいなところもあり、ウーンいろんな意味でこの辺は独特である。
波長があえば相当に面白いが、合わないと・・・。
どちらにしても「音」「音楽」のオーディオの表現を配線や回路の理論のレベルからを語るヒトであり、そういう技術とは別に音楽自体にも相当造詣の深いので、話を聞くだけでも面白い。(ちなみにワタシの2台の7とパワーはここで購入)

  
こういう状況でこの日はどういう音を出してくるのか?残念ながら今回はSA4は無いみたいだし、今回は特にwooさんがどういう評価をするのか非常に興味があった。
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 ちなみにO塚隊長は前回(5月)に訪問後、一時自家のシステムの音が不満(あのシステム構成で一体何の不満が? なんて贅沢な!と思うが)で聴く気が起こらなかったそうだ。同じソフト購入して鳴らしても音○舎システムのような弾むような中低音は出ないってことで、何が違うのか、もう一度肌で感じて再確認しておきたい、という気持ちらしい。
wooさんは一度この店に来店しており、ただその時の音は心の琴線には触れずに、「自分の求める音ではない!」と判断したそうだ。
さて今回はどうなるか?
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最初かけたソフトはCDでTBMのアルコベースのやつ。
いきなり面前に分厚いベースが広がる!凄まじい迫力!であった。
wooさんを見るといきなりのけぞっていました。
たぶん「なんじゃ、こりゃ」的な心境だったのではと察します。
昼間にwoo邸でかけた同じソフトを次々にかけてもらいましたが、アヴァンギャルドとは全く違う音楽表現。
昼間聴いたときにはもうこれ以上のレベルはなかなか難しいのでは、と思わせる完成度の高さでしたが、今思うとアヴァンギャルドの方は低音がタイトで中高音のホーンがキレイに表現された音だったんだことがよくわかる。
反対にカンタベリーの音は、一番おいしい豊かな中低音を基軸としてピラミッドみたいに積み上げたというか、倍音で上手くのせたような音で、部屋全体を上手く響かせて鳴らしている音。

どちらが勝った負けたってのはここではあまり意味が無いものの、強いて言うと、都会の狭い部屋で小さめのスピーカーでウン百万ウン千万のハイエンドを構築したようなヒトはwooさん宅のシステムの音を理想型として追求しているため、当然好感を持ち軍配を上げそう。
反対に田舎で球のアンプあたりで大型スピーカーを大音量で朗々と鳴らし、ジャズをメインに聴くようなヒトはこの音○舎システムを好むだろう、てこと。
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こういう違う音楽表現ができると当然楽しいのでどんどん違うソフトもかけてもらいましたが、そのたびに新しい発見が合った様子。wooさんがヴォーカルものなら勝てるかもしれんが、それ以外は・・・、あの中低音は何なんだ・・・と言っていたのが印象的でした。

ただこの時も店主の吉○さんは例によって「仕掛け」はしておりました。
というのも、この時鳴らしていたのは、マランツの10万円台のCDプレーヤー、修理が終わったワタシのマランツ7、カンタベリー15だったのだけれども、問題はパワーアンプ。
えらく馬力があるし、スピーカーを支配しきっている音だったので、余程のハイクォリティ、ハイパワーのアンプかと思いきや、KT88のプッシュプルのアンプなんだけど、中国製みみたいな無名のアンプ。
なんとこれが値段が26万円!
こんな凄まじい音をたった26マンのアンプで出された日には、「えーっ」とみんな開いた口が塞がらない状態でございました。
やるんだよね、こういうことを、吉○さんは!
wooさん曰く。「こりゃプロにはかなわん!」まあそういうことです。

ああ、ちなみにO塚隊長はまたショックを受けて、この後一時はビッグブロックのマルチシステムを聴く気が起きなかったそうです。

この後、例のマッキンのCD「MICO」(弘田三枝子)を聴き、即でwooさんは購入。
割と早めにwoo邸にもどりました。

woo邸にもどるや、直ぐにさきほど聴いたソフトを聴きましたが、やはりまったく表現方法が違う!
確かにヴォーカルはある部分アヴァンギャルドのほうが表現が深いとは思いますが、どうしてもあの豊かな中低音は出てこない。
ワタシがみるかぎり、部屋を上手く反響させたカンタベリーと極力ムダな響きはさせないリジッドな発想の上のアヴァンギャルドという構図かと。
で、どうもwooさんはあのカンタベリーの中低音が明らかに「好き」らしい。
間違いなく新しい「発見」はあり、現状の問題点も客観的にわかったそうだ。
結局、深夜3時45分まで飲んでオーディオや趣味、その他、それぞれの投影した人生の考え方等、を語らいました。
ワタシとしては「先入観でモノを見ずに、認めるべきものはちゃんと素直に認めるのが自分の主義だ!」と言っていたのが印象的でした。

長すぎ!なんで、この辺で止める。
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