そんなこんなで8時くらいに○津に到着。
いざ「○ォーシーズン」へ!

店に入ると客はいなかった。
カウンター内にキレイな女性がひとりだけ。
マスターの奥さんである。
確かここのマスターは今年結婚されたはず、クラシック試聴会にも仲良く二人で参加していただいてくれた。
(ちなみにキレイな奥さんの写真は、以前ここで店の紹介した時のブログに少し写っています!捜して見て下さいw)
ほどなくマスターも顔を見せる。ひとしきりの挨拶の後
「最初、何になさいますか?」
クルマの中でもうエビスを飲んでしまっていたので、とりあえずワタシと非双子さんはギネスを頂く。
ebapon氏のみスパークリングワインを頼む。
ギネスを飲みながら世間話で盛り上がりつつ、マスターがこんなのありますけど、と新しいボトルの箱を取り出す。ブリックラディのワイン樽仕様らしい。ワイン樽の中でもなんとボルドーの一級ワインの樽ってことで、ちょっとこれは興味ある。そのほかにもアードベッグの限定仕様を取り出して説明してくれる。
何にしようかと悩む。悩んだときは一端下がって、ebapon氏の開けたスパークリングワインを追加で飲む(一度開けたスパークリングワインはちょっと勿体ないので・・)
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ebapon氏は一端ローズバンクのボトラーズのヤツを飲む。これはちょっと飲んだけどレンジが狭いが上品というようなテイスト。まあインパクトにはちょっと欠ける。

マスターがしきりに説明するので、とりあえずアードベッグを試飲みたいに3種類頂くことに。
まずプレートを敷き、
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それぞれのところにグラスを置く。
フェノール値25ppmのアードベッグ・ブラスダとノーマルな55ppmのアードベッグ・テン、真打ちのアードベッグ・スーパーノヴァ、なんと100ppm!
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アードベッグはアイラモルトなので当然激しくヨード臭がする癖の強いモルトである。
この病院の臭いのような薬臭さ、ヨード臭はこの島独特の海草を含んだ泥炭(ピート)や仕込水、面前が海である蒸留所の立地に起因するものであり、慣れてくると「病院の臭い」がだんだんと「海の香り」に感じ出す。
言葉で言うと「スモーキー」「ビーティー」としかいいようのない独特のフレイバー。
アイラの中でも激しさという点では最右翼のラフロイグやラガブーリンの次に並ぶような存在?のアードベッグ。
異論はあるかと思うが、男性的な激しさでアイラモルトを順位付けすると(あくまでも全体的イメージです)
 ラフロイグ>ラガブーリン>アードベッグ>カリラ>ブリックラディ>ボウモア>ブナハーブン
という順番かと。(廃業した蒸留所であるポートエレンはボウモアの後くらい?)
この順番も所謂ボトラーズブランド物になると何がなんだかという具合になるが・・・。

で、肝心のアードベッグの感想。
ブラスダ・・・アイラにしてはライトで非常に飲みやすい。上品。女性にも勧められる味わい。骨格はけっこうしっかりしている。これもうすでに入手困難らしい。
テン・・・オフィシャルの中心である。所謂アイラらしいエッセンスをすべて含むバランスの良さ。これでもう充分じゃないかという安心感がある。
スーパーノヴァ・・・これは別格!ビート臭が強すぎて突き抜ける。まさに「突き抜け」て強力なフレイバー、かといって度数の割に非常に飲みやすい。余韻が極端に長く続く。上記二つの余韻がそれぞれ30秒、1分とすると、これは5分くらい味わいが長く引っ張る感じ。凄い!必然的に一番美味しくて一番飲みたいんだけど、一番最後までグラスが空かなかったのがスーパーノヴァ。
決して長期熟成の瓶ではないんだけど(確か10年で度数は58.9度)どうやったらこういう強力なものが作れるんでしょう。
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これ、さすがに欲しいと思ったけどマスターは1本1マン2千円でやっと手に入れて、もう在庫なしらしい。
ヤフオクで調べたら今は相場は2マンくらいになってるみたい。スコットランドでは3000本が2時間足らずで完売したそうである。ウーン。

次に飲んだのは以下。
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ブリックラディのワイン樽仕様46度。ファーストグロウシリーズというらしい。なんとワイン樽の種類はあのシャトー・ラトゥールとラフィット!他にもマルゴーやオーブリオン、ディケム等のボルドーの一級ワイン仕様があるらしい。(個人的にはディケム仕様を飲んでみたかった。貴腐ワインの樽と組合わせに非常に興味あり)ただし日本に入荷はそれぞれ90本前後らしくて非常に希少である。今回は上記ラトゥールとラフィットの比較試飲でございます。
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結局どっちがどっちかわからないまま飲んだような気がするけど、元の原酒は同じのままで詰めた樽が違った場合に一体どこが変わるのか?
簡単に言うと”奥行き”が変わりました。ボンと前に出る味わいか、一歩下がって後ろに広がる味わいというか・・・。これ以上はワタシのバカ舌ではムリです。(今日は濃いラーメン二杯食ったし・・・。)
最後に飲んだのがイチローズモルト。
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確かこれは61度で凄く強力であった。イチローズモルト、初めて飲んだけど、完成度の高さにちょっと驚きました。こんなのあったのに何故今まで知らなかったのだろう。そういえば山崎の18年なんかも凄く美味しくなっていて、日本のウイスキーってレベル高いんだ改めて思いました。ある素材を日本的な解釈でより完成度を高めていくというのは日本人の国民性なんでしょうか。
その3へ続く
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