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5月以来のwooさんの別荘。
前回は、プロジェクターの取り付けや調整やらで聴けるようになったのが夜遅くなってからで、エビスの生樽やワインの飲み過ぎと前日の不摂生が祟って早々とダウンしてしまい、まっとうに音を聴いていなかった。
考えたらもったいないことをした。
今回は、手ぐすね引いて待ち受けるwooさんの牙城に再度乗り込むというような構図なんだけど、思い起こせば去年の夏に初めて聴いたwooさんところの音は凄まじかった。
スピーカーがアヴァンギャルドということもあり、それ以前に聴いたジャズ喫茶「メグ」やBOSEさんとこの「アヴァンギャルド」のイメージで、比較的「大人しくキレイな音を出すスピーカー」というイメージだったのだけれど、wooさんところの音は、いい意味での雑味を含んだというか、紫煙たなびく地下のクラブで聴くような独特な「闇」の雰囲気の「音」で、アヴァンギャルドでこういう音が出せるのか!と驚いた記憶があった。
今回は果たしてどういう風に進化しているのか。
例によって半分地下の専用試聴覚?or娯楽?室。
聴いたソフトは主にO塚さん持ちこみのCD。

いきなりの圧倒的な大音量!
音圧にぶん殴られたような気分。
面前に音像が浮かび」空気が揺らぐ。

昼間聴いたせいか、前回に較べ密度が濃くて輝きというか、ブライトネス溢れる印象。
全ての音を出しきって一分の隙も無いような音。
まあ「完成度」は前回よりは確実に上がっている。
この間の「進化」として、電源トランスの導入の経過は知ってはいたけど、音の純度や切れ込みは確実にレベルアップているようだ。

ただ、この音はなんとなくBOSEさんところの音に非常に似てきたとも言えそう。
なんかここまで完成度が上がると行き着くところは似た音の境地になるのか、とちょっと考えさせられた。
そういえばBOSEさんところも電源トランス(確か同じN製作所)噛ましていた。

以前はwooさんところの音とBOSEさんところの音は、同じスピーカーでありながら、なんかコンセプトというか求めるものが違うせいか、出てくる音が確実に違って聞こえたように記憶している。
ある種の「汚れ」や「歪み」「粗雑さ」「陰影」も含めての音楽の表現ができるかどうか、がwooさん独自の求める「音」作りの方向性であると判断していたけれども、判断基準がフツウの人よりより明確であるwooさんならば、けっこう”最短距離”で、日々の精進や改良のひとつひとつの積上げだけで自然に隙の無い完成度の高い音になっていった、ようだ。
その結果、登山道は違っていても山の頂上はほぼ同じになってしまった、というようなことなのかも知れない。
特に”女性ヴォーカルを基準”にすると、そういえばK市のKさんのところもそうであったが、いわゆる”暴れん坊の音”より”破綻のない完成の高い音”を指向してしまい、到達点というか頂上が”似てくる”傾向があるようだ。
ただwooさんによるとアンプやトランスの設定しだいでいつでもブラスや向きの過激な音に変更できるみたいではある。
実際、wooさんはソフトの傾向により頻繁に変更しているみたいではあったし、そういう風にも聴かしていただいた。
確かKさんも、めっちゃアンバランスだけども激しく低音コンシャスでジャズ的に面白かった最初の4333の音にはいつでも戻せる、ジャズ的にアンバランスな激しい音は偶に聴くのにはいいけど、常時あんな音聴いているとどうしてもソフトが限定されるため否応なく正常なバランスに戻したくなる、的なことをおっしゃっていたような・・・。
うーん、高レベルになると同じ設定ではヴォーカルとインストものは両立しないのか?

個人的にウチのシステムでは、ヴォーカルが上手く鳴らないと言われる4344で、ヴォーカルが上手く鳴った時(当然、ブラス系やピアノトリオもよく鳴るという前提)がひとつの到達点、目標と考えて今までやってきているのであるが・・・。

その後、性根を鍛え直すべく「オーディオ道場」に向かう。
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