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都合約4時間近くは「ベイシー」にいたのだろうか、6時を過ぎて暗くなって一関を後にする。
やはり東北は日が暮れるのが早いようだ。
一路、宿泊地の仙台へ。

8時くらいにホテルに着き、まず宴会場所の相談。
これも旅の楽しみ。
仙台といえば「牛タン」!
牛タン炭焼き専門店を捜すも、どこも満員。行列ができている。
明日もあるし、今日は「牛タン」は止めて仙台は気仙沼も近いしの新鮮な海産物もイイんじゃない的な提案もあり、とりあえず雰囲気の良さそうな半地下の居酒屋に入ってみる。
「もしスーパードライしかなかったら、どうしよっか?」非双子さんの会話が聞こえる。
wooさんがすかさずチェックし、残念ながらビールはエビスは無いみたいだけど、とりあえずドライじゃなくてキリンらしいからまあガマンできるだろう、ってことで、店に入る。
まあその店は魚もそこそこ美味しくて日本酒の比較試飲ができて「まあまあ」であった。
九州では食えない秋刀魚の刺身とか食べたし。
日本酒は「乾坤一」がまあま美味しかった。他に飲んだのが「栗駒山」「浦霞」だっけ?
ところで、一関のソースカツ丼屋でも、この居酒屋でも言われた東北の今一番の旬の食材は「牡蠣」なんだそうだ。
ところが「牡蠣」と言うと一部に拒絶反応しそうなヒトたち・・・毎年やっていた牡蠣焼忘年会で当たったヒトたち、がいてどうしようか、という意見もあったものの、もう「ベイシー」も行ったし、旅行の目的を果たしたんだからいいんじゃね、ってことで食べました、「牡蠣の昆布焼」。
CIMG2869.jpg
これは日本酒にベストマッチでした。

その後、また「ジャズ」が聴きたい、ってことで、そういえば「ベイシー」と名前が対になっている「カウント」が近くにあるはずだ、と捜す。
やっと見つけた「カウント」
CIMG2872.jpg
結構期待して入ったものの・・・・。
まあここは正統なジャズ喫茶ではなくてジャズバーという感じでありました。
飲みに行って、宴会を抜け出して、一人でちょっと気休めにジャズを聴いて帰るみたいな・・。
一応CDじゃなくて、ちゃんとレコードをかけているってことには好感が持てましたが、まあ「ベイシー」に行った後では・・・ちょっとかわいそうだったかなと思います。
スピーカーがウチと同じアルテックのA5ってのも、個人的にはまったく目新しさが無くて(なぜか音がソックリであった)、なんか自分の部屋で聴いてるようで、何を今更、という感じでありました。
足早に店を出て、もう1件、こんどはアイリッシュパブは無いのか?と捜す。
歩き回ってやっと見つけた店は結婚式の二次会で貸し切りで入れず。残念。
歩き疲れたので直ぐ近くのバーにとりあえず入る。
店の名前は「森羅○象」。
エレベーターで上っていって、下りたらすでに入り口であった。
客はワタシらだけの貸し切り状態。
ちょっと大竹マコト似のダンディーなマスターとママさん?らしいヒトがやっている。
思ったよりもなかなか雰囲気のいいバーである。
ただカウンターの奥に並ぶボトルの数は決して多くない。
メニューを見てもありきたりのモルトしか置いていない、例えばアイラならボウモアとラフの2,3種類という感じでちょっと期待ハズレであった。
とりあえず「ギネス」を頼む。
スタウトギネスの冷やす温度とグラスへのつぎ方で店の力量がわかる。
ここはまずまずであった。
その後wooさんとカウンターに座り「変わった酒」を所望する。
そうしたら数本のボトラーズブランドのボトルが数本。
銘柄は忘れた。とりあえず順番に飲んでいく。
ママさんとちょっと話をする。
普段、何を飲まれてますか?と聞かれたので、「バーに行ってモルトもよく飲みますよ」、というような話になり、「最近飲んだのでは、イチローズモルトやスーパーノバが・・・」というような話になった途端、、「ついこのあいだまでウチにもスーパーノバがあったんですよ!」と嬉しそうに急に表情を緩めた。
おたがい「あれは旨かったですよねー」と意見の一致を見る。
こうなったらしめたもの。
最初は言葉遣いで地元の人間ではないと少し警戒されていたようだが、この時点でうち解ける。
こうなればいろいろ酒のことを語る。(飲んだら語るクチなんで・・)
wooさんが横で聞いていて、「そんなに”語る”んだったら、なんか”特別に珍しい酒”注文してみろよ!」
と言われて、ちょっと思案。
「じゃ廃業した蒸留所で、”ポート・エレンは”・・・」という話をしたら、急に主人が出てきて、「お客様の方からその名前を聞くなんて。・・・・実は秘蔵している1本がございまして・・・」と奥から仰々しい箱に入った未開封の1本を持ってくる。
なんでもこのボトルは世界で限定300本で、日本には数十本しか入らなかった酒で・・・みたいなことを語るマスター。
「そういうボトルなら、さど高いんでしょうねー」
「そうですねー。高いというより、もう手に入らなくて・・・」
どうもこの店の”宝”みたいな秘蔵のボトルらしい。
「ポートエレンは、確か昔の安いボトルのやつでも今や1本2マンから3マン近くするから、これは多分、4,5マンは・・・」というような話をしていたら、横で聞いていたwooさん、「じゃ、これ飲ましてよ?」
「えっ?」
「いやー、だから飲ましてよ。いくら?」
「はー、こ、これはウチの店の宝みたいな・・・、高いし、だから・・・」
段々小声になるマスター。
「いやー店なんだから、飲ましてなんぼでしょ?計算してよ?」
「はあ、・・・・・でも高いですよ。」
「いいから、計算してよ」
しかたなく、計算するマスター。
「大変申し訳ありませんが、一杯4000円になります。高くなってすみませんが・・・」
「4000円か。なんだあ。」
「じゃ2杯!」
「はっハイ、かしこまりました。」
なんかちょっとマスターがかわいそうに思いましたけど、とにもかくにも”ポートエレン”が飲めるのである。
CIMG2873.jpg
残念そうに粛々注意深くとグラスに注がれる。
一杯を頂く。
グラスに顔を近づけただけで薫る独特なこの香り。
ワインにも通じる、いやもっと濃厚な世界である。
口に含む。
これは、旨い!
旨いなんてもんじゃないくらいに旨い。
そう、この味はワタシが初めてポートエレンを飲んで、初めてウイスキーを”命の水”と理解し、再び飲んでみたいと長年求めていたあの味でありました。
久しぶりに”出会えた”という喜びで一杯になりました。
ふだんはアイリッシュモルト党のwooさんも「これは、さすがに・・」と感心している様子でした。

その後マスターにそんなにウイスキーが好きなら、ここから30分ほどいったところにニッカ・・・。

翌日へと続きます。
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