あまり最近オーディオネタやってないもんで、今回はこのテーマでいきます。

まあこのテーマのネタになるような出来事自体は、いちいち記事にはしてはいないけれど、”さんざん”経験してはいる。(まあ基本的にこの趣味と旨い酒を飲むためをテーマに日頃行動してますんで・・・)
だけど、ちょっと最近は整理がつかないというか。
本来はその出来事ごとに記事書いていけば「月に1回しか更新してないぞ」とか「ブログ、もう止めたの?」とか外野から”嫌み”を言われることはないのでしょうが、それもままならないくらい頭の中で整理できていない状態というのが正直なところであります。まあ、ただ怠惰なだけなんだけど・・・。
整理がつかないままで何を書いていいやらと考えつつ、このままじゃ埒が明かないので、ムキにならず、振り返っておりに感じた感想を脱力して適当に書いてみる。

まず、5月のアルテックA4でのSP試聴会(あーあ、もう3ヶ月も過ぎてしまった)の音。

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やはり今までのところ今年聴いたなかでこの音が一番インパクトある音であった。
その理由があの2メートルを超す箱から奏でる、現代最新オーディオをもってしても絶対再現できないような密度の濃い中低音ってことに尽きるのか。
前回の828箱によるSP試聴会でも相当なレベルの音で、いかにも癖のありそうなA4の箱でぶっつけ本番みたいな状態でなかなか以前のあのレベルの音までもっていくのは相当に難しいのではと漠然と考えておりましたが、出てきた音は前回の音を完全に簡単に凌駕しておりました。
一応、試聴会当日は安全策で両方聴ける状態にしていましたが、828箱に戻す気完全に失せてましたもん。
中でもまあ最後の聴いたサッチモの「ラ・ヴィアン・ローズ」と「セ・シ・ボン」はちょっと感動的ですらありました。
この音ってのがアルテックA4だけで達成されるというものではなくて、やはり入り口のEMTのOFS65(要するにサファイア針)とEMTの930、マッキンの球アンプ、最高のコンディションのSPレコード、もっというと寺の本堂の広い空間等、いづれも”非日常的”なシステムの組合わせで完成したのは間違いないことなんだけど、(後日にトーレンス167やマッキンC8で音出ししてみても全く試聴会時の音は再現できなかったもんねえ。)個人的なこと書くと、”低音の質”というものを改めて考えさせられた事件だったように思う。
まあ今までいろんなところで聴いた経験上、低音というのが単純に下までどんどん伸ばせばイイというものではないことは薄々わかっているつもり。
わかりやすくより具体的な機種で語っていくと、ウチにあるJBL4344ってのは本来であれば低域は35ヘルツ近くまで出て、その辺を出発点とする割合にワイドレンジ(まあ検聴用のモニタースピーカーってのが元々の出自なんで・・・名ばかりのという評価もあるけど・・)な表現ができる機種なんだけど、重低音は得意だけど弾むような軽い中低音(ちょうどジャズベースの)はちょっと苦手としている。
もっとわかりやすく言うと、オスカー・ピーターソンの「プリーズ・リクエスト」のB面1曲目のレイ・ブラウンのアルコの部分の表現はいくら調整しても倍音に乗るような実在感ある音の表現は4344では不可能である。(言い切ります!)
35ヘルツまで出るからといってあえてこれを45ヘルツで止めるなんてことはムリのよう。(まあグライコ使えばできるかもしれんけど、個人的にはアレは奥歯にモノが挟まったみたいで嫌い。)
対してアルテックA5。
4344とは違い、重低音はまったく出ないけれども(たぶん50ヘルツも出てないような、いいとこ55から60?)弾むような低音というか、風を感じるような低音は実にうまく表現する。じゃ上述の「プリーズ・リクエスト」のB面はどうかというと、4344と違い、盛大にアルコベースは朗々とよく鳴るのであるが、下まで倍音が伸びない感じで、腹に響かないというか、要するにスカしっ屁みたい感じでちょっと物足りなさがある。(まあこれだけ聴いてりゃなーんも問題無いんだけど)
今まで聴いた中でこの「プリーズ・リクエスト」のB面1曲目を一番上手く表現するのはタンノイのカンタベリー15であった。
タンノイは、・・・・

長くなったのでここらで一旦止める。
次回に続きを。

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