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2013.06.09 ロックの日
6月9日はロックの日ということで、久しぶりにターンテーブルにレコードを載せる。

聴いたのは、まず、

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ビーチボーイズ!

名盤の誉れ高き「ペッツ・サウンズ」でございます。
これ確か1966年に出たと思うけど、ビーチボーイズのデビューが1961年でビートルズと同時期。ビーチボーイズのサウンドメーカーであるブライアン・ウィルソンが1942年の生まれで、ビートルズのポールなんかとほぼ同年代。ビートルズが英国の雄であるならビーチボーイズはアメリカの特にウェストコーストの若者文化を代表するバンドということになるのか。
ビーチボーイズというと軽快で親しみやすい曲ばかりで連想するのはサーフィンやクルマ、海、カリフォルニアの明るい日差し、青い空なんだけど、若者の特権のようなアウトドアな”リア充”の音楽という感じ。
その一方で作者のブライアンはサーフィンはやらず、海にもあまり縁のないどっちかというとインドアな生活だったてのがちょっと面白い。
音楽的にはヴォーカルハーモニーやコーラスが多く、黒人のドゥーワップなんかの影響もあるような。
黒人音楽のブルースやR&Bから始まるロックン・ロールを無理矢理にクルマで外に連れ出し、カリフォルニアの海岸の強い日差しに晒して海に浸けたような感じ。
この「ペッツ・サウンズ」というレコードははビートルズの「ラバー・ソウル」にショックを受けたブライアンがビートルズに対抗してビーチボーイズの音楽的野望の中でできた作品らしい。当時としてはアメリカではあまりヒットしなかったみたいだけど、英国ではヒットしたみたい。その辺に米英の音楽的土壌の違いがあるみたい。
聴いてみると、音の重なり、ハーモニーが実に心地いい音楽なんだけど、よくよく注意して聴くとすごく複雑な音の作りというのがわかる。実験的なことも相当行っている。
元々が「軽快」である意味「ノー天気」な若者音楽というイメージで、「軽快=イージー」と思われがちなんだけど、軽快で心地いいことを複雑な音の重なりで作り上げたのがこのレコードの凄さになるのかな。
「ラバー・ソウル」比較して聴くのも面白いようだ。


次、これです。

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ドアーズの「ファースト」!

これは名曲「ハートに火を点けて!」と「ジ・エンド」が入っていますのでロックファンは必ず所有すべきコレクターアイテムになる。
んん?これも1966年かな。1966年に録音されて翌67年1月に発売されたみたい。
ドアーズといえばジム・モリスンだけど、モリスンも生まれは1943年でビーチボーイズのブライアン・ウィルソンと同年代。
まあこのモリスンというヒト、詩人であり、哲学も勉強していたり、奇行のヒトでもあったみたい。マイアミのライブで公衆の面前で自分の一物を出して自慰行為を行って逮捕されたりしている。どう考えてもドラッグの影響ってことだろうけどyoutubeなんかでライブ映像見ても挙動が極端に怪しい。
親が有名な海軍の提督らしくIQも非常に高いヒト(高校時代に149あったらしい)だったみたいだけど、
でも反抗の音楽「ロック」にある種の「神秘性」を持ち込んで、ロック音楽を「詩」の自己表現の場に進化させたのはまさにジム・モリスンの功績だったと思います。
27歳で亡くなり、夭折ミュージシャンの代表のようになってしまっているけれど、生きていたら映画製作でもしていたんだろうなと思います。(UCLAでコッポラと同期)まさか自分の人生が映画の題材されるとは思ってもみなかったのでは。
なんでも27歳で夭折するというのが、ロックのレジェンドになるらしく、(ジャニス・ジョプリンやジミ・ヘン、ストーンズのブライアン・ジョーンズもそうらしい)それを意識して自殺したミュージシャンもいた(カート・・・・)みたいだけど、こういう常人にわからない太く短い人生で表現される音楽を聴いていくということもたまには必要と思います。肉体的に太いだけでは駄目ということで。


次、コレ。


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スティーリー・ダン!

スティ-リー・ダンというとドナルド・フェイゲンの「ナイト・フライ」が大好きでよく聴く(ちなみにレコード3枚持ってますワ)けれど、その前身ともいうべきスティーリー・ダンもなんだかんだで10枚くらいのレコードを所有している。
有名な「エイジャ」や「ガウチョ」はあえて聴かずに初期の「ケイティ ライド(うそつきケイティ)」とベスト盤を聴く。
それにしてもスティーリー・ダンの意味がW・Sバロウズの「裸のランチ」に出てくる性器の張形の名前を由来にしているとは知りませんでした。おまけにそれ日本製だし。
まあなんにしてもスティーリー・ダンの音楽は最高のスタジオミュージシャンを使って非常に都会的でアダルトかつハイセンス、一方で緻密な音作りで非常に好ましい。
スタジオミュージシャンにジャズのプレーヤーを多用しているってのが主な原因だろうと思うけど、バックのアレンジのクオリティが非常に高いので音源が古めかしくならない。今のオーディオマニアでも充分聴けるレベル。
ロックってある意味非常に「雑」な音楽(スティーリー・ダン以前は非常に雑な曲作り、雑なアレンジ、雑な録音ばかり。ジャズより数段酷い。)と思うんだけど、その雑な部分を排除して丁寧に音楽性を磨き上げて高度なアンサンブルを築き上げたのがスティーリー・ダンであったと思う。


以上、結果としてアメリカのロックミュージックばかりになりました。

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