その2です。

酒蔵の横に母屋があります。
ここは現在はギャラリーになっており、その前の土蔵はカフェになっている。
最初にギャラリーを覗く。
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築年数は確実に100年以上、たぶん200年はたっていると思われる建物。
(もしかして水害で何度かやられている可能性あり)
中は、こんな感じ。

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ガラスのゆらぎは明らかに大正以前のもの。

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結論的に言うと、要するにココは「帆足本家」でございます。

帆足家というと個人的には直ぐに思い浮かぶのは「帆足杏雨」!
豊後南画の巨匠にしてかの田能村竹田の弟子という存在。
師匠である竹田は何度か大坂方面に遊学しているけれど、出発点は三佐港から舟の旅ということで三佐に出る前には必ずこの帆足家に数日は滞留していたはず。
竹田の親友である頼山陽あたりも何度か竹田のところに寄っていたのでその途中には必ず滞留したはず。
(残った南画に画賛に頼山陽のものがあるし)
ということでこの家に泊まった可能性大というところ。(確認していません)
帆足家の所蔵していた膨大な書画のコレクションはそのまま地元市に寄贈され市美術館(常設展示)で確認できる。
竹田とかは確実に一幅ウン千万はするだろうから、コレクションの価値は総額数億と思われ、これをすべて寄贈するというのはなかなかできることでないような気がします。
竹田の門下は杏雨のほかに田能村直入、平野五岳等、蒼々たる面々が多く、孫弟子、その又弟子までいくと日本の近代の文人画の大部分が網羅できそう。
(ちなみにこのブログで以前書きましたとおりウチには五岳の軸と竹田の印譜表があります)←さりげなく自慢です。
そういうことで南画的な部分に多少の興味のある自分としては杏雨の実家であるこの帆足本家はいつか必ず行こうと思っていたところ。

家の中に南画的な部分はないかとさがしたところ、以下の部分。

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んんーちょっとわかりにくい。

アップすると

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馬を引くヒト二人?
けっこう雰囲気あります。

ホントはその2で終わる予定だったのだけど、長くなったのでその3に続きます。
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