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とりあえず近くのジャズ喫茶に行こう、と行った先が「ベイシー」。
「ベイシー」。日本一の音で鳴る日本一有名な伝説のジャズ喫茶。残念ながら筆者はまだ訪問したことがない。なんせ九州から岩手でございますんで。いつかツアーを組もうかと思いつつも多忙な菅原氏のこと、事情で店休のときも多いらしくなかなか実現できていない。東京出張のおりに新幹線往復で行こうと試みたが天気が悪く挫折した。(その時は吉祥寺界隈でお茶を濁してしまった・・)と、話が脱線。イケナイ行けない。

ここは正確には「ウッドサイドベイシー」でございます。
なんでも店主は名前を付けるにあたってかの「ベイシー」はまったく意識しなかったそうで、元々プロの楽器奏者であり土日だけわざわざ熊本市から店を開けるために通ってらっしゃるそうです。


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SPのメインは4345で上に乗ってるのが確か375のプロ仕様2440ドライバーだっけ。この姿を見てなぜか最初に思ったのは4345だったら2355ホーンが乗るんだってこと。4344使いでありながらこれが乗らなくてわざわざ4333を手に入れた御仁を知っているものとして花虫氏も同じように「へー乗るんだー」と言ったのがおかしかった。
音は最初はJBLにもかかわらず音像(JBLで音像ってのも変な表現だが)がSPより背後に位置して変わった鳴り方とおもったんだけど徐々に音量をあげると音が前に来るようになってちょっと不思議な感覚。これはたぶん演奏舞台があるため後ろの壁からSPの位置が離れていることが原因なのかなと漠然と思いました。46センチウーファを鳴らすのは相当大変だろうと弟機4344使いとしてはあらぬ心配をしてしまいますが鳴らすアンプは球アンプでネットワークで鳴らしてらっしゃるようで、物量をかけて力でねじ伏せるやりかたはやっていない様子。この辺のさりげなさは演奏者出身らしいのかと思いました。で、フツウこのままだと当然46センチはなかなか動いてくれないことが予想されるのだけれども、この問題をクリアされるためにどうもエッジ交換の手法をとられているようでした。(この辺は当方の勝手な予想です、念のため)
ミッドとウーファはセーム革エッジに交換するという手法。手っ取り早く低音を出すやり方ではあります。(賛否両論でありますが)かくいうワタシもどこかから2235ユニット手に入れてオリジナルに戻せるやり方でやってみようと画策したことがありましたが、今はミッド交換だけでとりあえず満足しております。
音は部屋は30畳近くあり天井高も高いので総体的にライブな演奏をうまく表現できそうで演奏者の視点で手堅くまとまっていると思いました。
余談ですが特筆すべきはここはコーヒーがめっちゃ旨いっていうこと。阿蘇自体水がいいのでコーヒーが旨くなるのであるが、井戸水使用のここのコーヒーは他と較べたわけじゃないけどとにかく美味しい。
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キャンプ地にもどりバーベキューの準備をして近くの温泉に入りに行った。湯の質は無色透明で独特のなめらかさがあったものの、よく嗅ぐと若干の塩素臭が。吸入口があり、もしかして循環かと思ったが、まー温泉天国のようなところに住んでいるので源泉かけ流しが当たり前になっている自分たちの感覚のほうがフツウより異常なのかも自分を慰めました。
バーベキュー。オーナーが用意してくださった肥後の赤牛、美味しかったです。エビス呑んだ後に出してくれた新潟現地購入版の「越の寒梅」も相当に美味しかったです。アイリッシュモルトも出してくれてこの場にいない呑んべえの坊主が悔しがる旨い酒でした。例によって鷹来屋の吟醸純米もすぐに空になりました。

ひとあたり食って呑んだ後、Iさんのシステムの音を聴かしてもらうことに。
半分地下のオーディオ専用の部屋、12畳くらいか?決して広くはない空間ですがセンスのよい調度とあいまって男の隠れ家的雰囲気を漂わしております。
Iさんのシステム、メインSPはアヴァンギャルド、アンプはクレル、ソフトはCDオンリーでエソのP0という構成。ジャズがメインということでかけて頂きましたが・・・
この時、当方それなりに酔っていたのは間違いないのですが、まーアヴァンギャルドというと有名なメグでも花虫ショップでも極めつけはK市のBOSEさんところも聴いているし、そんなに驚かないだろうとは内心思っていたのですが、いやー正直驚きました。
テナーソロを聴いた時一瞬目の前で演奏しているのでは妙な実在感、今までこのSPを聴いていて若干の弱点と思っている低音とホーン部のつなぎ部分がホント違和感なく聞こえるため楽器本来の音が上から下までストレスなく表現できているというか、一方で音の雑味も程よく敢えて出しているので地下のクラブ(ここはホントに半分地下であるが)的雰囲気が出てジャズにうってつけというか。
ここの音を聴いてまたBOSEさんところの音を猛烈に聴きたくなりました。ある意味同列、ある意味対局。この意味がわかってもらえるか。
Iさんに聞くとジャズなんだからただキレイに聞こえるだけの音はいらない多少の雑味というか濁りにがうまく表現できてこそ音楽なんだとの説。これはワタシの考えに近い。
話を聞いていてわかったのですが、なにげない感じでありながらIさんの頭の中にはこのソフトはこういう音で鳴るべきであるとある種の音楽のイメージができておりそのイメージを実現するための二次的な意味でのシステム構成であり、もしかしたらアバンギャルドを使わなくても今出ているこのシステムと同じような音の出し方、まとめ方ができるのではと思わされました。これは相当ハイレベルなキャリアと感性がないと不可能と思われ、それをさらっと言葉で表現できるある種の懐の深さに敬服いたしました。
ひとつだけ残念なこと、現在はアナログをされていないとのこと。理由はなんでも自分がアナログに凝ってしまうと中途半端に終われない性分のためけっこう大がかりになってしまうだろう、ソフトも手を尽くして全部集めてしまうだろう、とのことで敢えて一線を設けられてそこを踏み出さないようにしているとのこと。出ている音が十分アナログ的というか音楽がよくわかった方の音であるので、基本はアナログ的音楽表現でありながら敢えてデジタルでそれを達成させようとしていらっしゃるようでした。
まーそれでも個人的にはトーレンス124あたりを繋いでこのシステムで聴いてみたいな激しく思いました。

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